手すり工事

介護保険：住宅改修制度を利用して、
手すり設置することができます。

手すりと言っても、奥が深いものです。
あれば誰でも使えます。
ないよりある方が動作は楽になります。
しかし、取り付ける位置・形状は
身体状況によって、一人ひとり異なります。

例えば、トイレの手すり

一般的には、

Ｌ型に設置します。

★歩行中、ふらつき転倒の危険がある方には

出入り口から連続して使用できるように

★膝関節症等で下肢に荷重をかけれない方には

両側に横手すりで、プッシュアップの力を利用する

★右大腿骨骨折で右側に荷重をかけれない方には

右側に横手すり：右側のプッシュアップの力を利用
左側に縦手すり：立位時の支持・左側のサポート

疾患や身体状況に応じて、手すりの設置箇所は
一人ひとり異なります(^O^)
もっと楽に動作ができますよ☆

Ｙ邸

高齢のご夫婦と娘さんの３人住まい
奥さんの胸椎圧迫骨折をきっかけに、
玄関アプローチの動線についてご相談をうけました。
将来、車イス生活になることも想定して、
まずは、段差解消！
車イスに乗っていて、困ることといえば、
扉の開閉動作です！！
開き扉は開閉スペースが必要になるため、
車イスに乗っている方にも、介助者の方にも、
動作しにくいものです。

before

［問題点］
　 ①段差が２ヶ所あり　
　 ②芝生・石畳で車輪が引っかかる
　 ③門扉が開き戸で開閉動作が大変

《改修PLAN》
　 ①スロープにすることで段差も楽々 　
　 ②洗い出し仕上げ。
　　歩いても滑る心配もなく、
　　車イスでの移動もスムーズ
　 ③門扉を引き戸にすることで動作が楽に

after

門扉を閉めている状態

引き戸だけ開ければ、車イスでも出入り可能

両方開けることで開放的なアプローチに

スロープの両側に、車輪止めでピンコロ石を並べ

手すりで庭への動線を塞がないように遮断機式手すりの設置

工事完了後のアンケートです。

大変喜んでいただくことができました。
今後共、お付き合い宜しくお願いいたします。