バリアフリー敷居
さて、今回は敷居について
事例をご紹介いたします!
『敷居ってなに?』って方のために、
敷居とは扉枠の下枠として床材の見切り部分に用いる部材。
つまり、部屋の出入り口の床材のつなぎ部分です。
沓摺(くつずり)も同じような意味合いです。
写真でも確認してください。
以前のお家は敷居が床よりも高くなっている
ことが普通でしたね。
高齢になってくると、この4cmくらいの
敷居につまずくことが多くなります。
逆に10cmの段差などは意識して
足をあげようとしますので、
小さな段差の方がつまずく危険が大きいです!
そこで、
敷居を撤去して、下地補強を行ったうえで、
バリアフリー敷居を埋め込みます♬
《改修後》
敷居を撤去した分、扉との隙間が大きくなります。
そこで、扉の下に新たに木を足しています♫
床と同じ高さで敷居が仕上がります!
もとの床との隙間もできないように
見切り材を取り付けています。
工事直後は、いつもお客様に
「長年の習慣で、無意識に足を上げてしまうわ。」
と笑いながら言われます♬
ちょっとしたことですが、つまずく心配もなくなり、
安心して生活できますね♬