浴室のバリアフリー
高齢のご夫婦2人暮らし。
ともに介護保険の認定を持っておられ、
足腰が弱ってきてます。
昔ながらの土間があるようなお家です。
今でも大きな段差を乗り越えて、
土間に降りて、整容されていました。
お風呂も段差で、浴槽にまたぎ入るのも
大変になってきていると相談を受けました。
[問題点]
before
①内開き戸で開閉動作が大変…
万が一、浴室内で倒れた場合に
扉が開かないことも考えられる…
②出入り口に段差あり…
洗い場の床が滑りやすく、
冬場は冷たく足がすくむ…
③浴槽が深く、またぎ高さも低い
洗い場と浴槽底の高低差30cm以上…
④高齢になると、ハンドルタイプのシャワーは
操作が困難です…
浴室手前の脱衣場です。
ここに洗面台があれば、段差を乗り越えて、
土間に降りていかなくてもいいのに…
《解決策》
①既存のサッシ枠を利用したまま、
内側に折れ戸に取付♬
開閉動作も楽にできます!
万が一、浴室内で倒れても開けることができます!
②出入り口もバリアフリーに!
水が脱衣場に出ないように、
排水口を設けています!
洗い場のタイルも滑りにくい!
③浴槽は浅型で、またぎ高さも高く!
洗い場と浴槽底の高低差は10cmに!
手すりは浴槽のまたぎ・浴槽内での移動・立ち座り
で一連の動作が安全にできるように!
④シャワーはサーモスタットタイプに交換!
温度調節も操作も簡単に!
脱衣場に洗面化粧台を設置しました♬
これで寒い冬の日も、足元の冷える土間に
降りて行かずに安心ですね!
今までは水だけでしたが、暖かいお湯も出ますし♪
★費用を抑えるために★
・壁のタイルは必要最低限の補修のみ、
浴槽まわりのみ貼替えてます。
・サッシも既存枠を利用した方式を採用してます。